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生成AI#AI#プログラミング#レシピ#LINEBot#自動化
↻ Updated: 2026-05-17 23:08

冷蔵庫BOT

冷蔵庫BOT

AIが献立を考えてくれる!自作の「冷蔵庫ボット」を作ってみました、というか改修しました😊

毎日のごはん作りで地味に悩むのが、

「冷蔵庫にある食材で何を作ろう?」

「今日は何人分作ればいい?」

「手軽に済ませたいけど、ちゃんとした一品にしたい」

という献立決めです。

そこで今回は、LINEやWeb画面から食材や条件を入力すると、AIがレシピを提案してくれる自作プログラム 「冷蔵庫ボット」 を作成しました。

このプログラムは、LINE Bot、Webチャット、Googleスプレッドシート、Gemini APIを組み合わせた、我が家専用のAIレシピ提案システムです。

写真から食材を読み取ってレシピを提案したり、提案されたレシピを「我が家のレシピ帳」に保存したりできます。

このプログラムでできること

1. LINEからレシピ相談ができる

まず基本機能として、LINEのトーク画面から普通にメッセージを送るだけで、AIにレシピを相談できます。

たとえば、

豚肉とキャベツで夕食を作りたい

5人分で、できれば時短で

子供でも食べやすい味付けにして

と送ると、AIが条件に合わせたレシピを提案してくれます。

LINEのWebhookを受け取り、テキストメッセージや画像メッセージを処理する構成になっており、LINE Botとして自然に使えるのが特徴です。

2. 食材の写真からレシピを提案できる

このプログラムの便利なポイントは、食材の写真を送るだけでレシピ提案ができる ところです。

冷蔵庫の中身や、使いたい食材の写真をLINEまたはWebチャットから送信すると、その画像をAIに渡して、

写真の食材を活用したレシピを提案してください。

という形でレシピを考えてもらえます。

文字で食材を入力するのが面倒なときでも、写真を送るだけで済むのでかなり実用的です。

3. Webチャット画面からも使える

LINEだけでなく、ブラウザから使えるWebチャット画面も用意しています。

Web画面はLINE風のチャットUIになっており、テキスト入力だけでなく画像添付にも対応しています。画面上には「レシピ帳」や「詳細検索」へのリンクもあり、チャットを中心に各機能へ移動できる構成です。

PCからじっくり入力したいときや、LINEを開かずに使いたいときに便利です。

4. 詳細条件を指定してレシピ検索できる

「なんとなく相談する」だけでなく、条件を細かく指定できる 詳細レシピ検索フォーム も作りました。

指定できる条件は次のようなものです。

項目内容

メイン食材

豚肉、鶏肉、魚など

サブ食材

キャベツ、卵、玉ねぎなど

人数

1人分〜5人分

食事形態

朝食、昼食、夕食、間食

調理の手軽さ

超時短、20分程度、本格的

カテゴリ

メインおかず、ごはん系、麺類、副菜・汁物など

味付け

和風、洋風、中華風、韓国風、エスニックなど

フォームに入力した内容は、AIに渡す文章として自動生成されます。

LINEアプリ内で開いている場合はLINEトークに送信し、通常のWebブラウザで開いている場合はWebチャットへ連携される仕組みです。

これにより、

鶏肉と卵で、5人分の夕食。20分程度で作れる中華風のメインおかず。

のような、かなり具体的なレシピ依頼が簡単にできます。

5. 時間帯や利用者に応じて提案内容を自動調整

このプログラムでは、単純にAIへ丸投げするのではなく、利用状況に応じてレシピ提案の前提条件を自動で変えています。

たとえば、

  • 子供用のLINE IDからの依頼なら「子供の自炊」「1人分」
  • 10時〜14時の依頼なら「お昼ごはん」「1人分」
  • それ以外は「家族5人の夕食」「5人分」
  • 平日は「時短・工程少・洗い物少」を優先
  • 休日は少し凝ったメニューも許容

というように、家族構成や時間帯に合わせたルールをAIへ渡しています。

これがかなり便利で、毎回「5人分で」「平日なので簡単に」と入力しなくても、ある程度こちらの生活パターンに合わせた回答が返ってきます。

6. 提案されたレシピを保存できる

AIに提案してもらったレシピは、LINEやWebチャットで 「保存」 と送るだけで、Googleスプレッドシートに保存できます。

保存先は 「我が家のレシピ帳」 というスプレッドシートで、保存日時とレシピ本文が記録されます。

一度いいレシピが出ても、チャットの流れの中に埋もれてしまうことがあります。

この保存機能があることで、「また作りたい」と思ったレシピを後から見返せます。

7. レシピ帳をWeb画面で閲覧できる

保存したレシピは、専用の 「我が家のレシピ帳」 画面から一覧表示できます。

レシピ帳画面では、保存日時とレシピタイトルがカード形式で表示され、クリックすると詳細を確認できます。

最新のレシピを上から確認できるので、

あのときAIが出してくれた鶏肉のレシピ、もう一回作りたい

というときに便利です。

8. 保存したレシピを編集できる

レシピ帳に保存した内容は、後から編集できます。

AIが提案したレシピをそのまま使うだけでなく、

  • 実際に作ってみて分量を調整した
  • 家族の好みに合わせて味付けを変えた
  • 手順を自分流に書き換えた
  • 材料の表記を整理した

といった内容を反映できます。

編集後は、スプレッドシート上の該当行を更新する仕組みになっています。

AIの提案をベースにしながら、少しずつ「我が家専用のレシピ」に育てていけるのが良いところです。

9. レシピを手動追加できる

AIが提案したレシピだけでなく、自分で入力したレシピも追加できます。

レシピ帳画面には 「新しいレシピを追加」 ボタンがあり、手入力したレシピを保存できるようになっています。

これにより、

  • 家族から聞いたレシピ
  • ネットで見つけたアレンジメモ
  • 自分で考えた料理
  • 実際に作って成功した分量

なども、同じレシピ帳にまとめて管理できます。

10. 保存済みレシピをAIでアレンジできる

レシピ帳の中でも特に便利なのが、保存済みレシピをAIにアレンジ依頼できる機能です。

レシピ詳細画面から 「AIでアレンジ」 を選ぶと、次のような条件を指定できます。

アレンジ項目例

味付け変更

もっと辛く、あっさり、こってり、子供向け、減塩

分量変更

1人分、2人分、4人分、大量作り置き

自由要望

鶏肉に変更、レンジだけで作りたい、など

指定した内容と元のレシピを組み合わせて、AIへの依頼文を自動生成し、チャット画面へ送る仕組みです。

これは実用性が高く、

昨日のレシピを今日は子供向けにマイルドにしたい

5人分のレシピを1人分に直したい

フライパンではなくレンジで作れるようにしたい

といった使い方ができます。

11. 印刷・PDF保存にも対応

レシピ帳の詳細画面には印刷ボタンもあります。

印刷時には、ボタンなど不要なUIを非表示にし、レシピ本文を見やすく出力できるようにCSSが設定されています。

ブラウザの印刷機能を使えば、紙に印刷したり、PDFとして保存したりできます。

料理中にスマホを触りたくない場合や、家族にレシピを渡したい場合にも便利です。

便利だと感じたポイント

冷蔵庫の余り物を活用しやすい

食材名を入力するだけでなく、写真でも相談できるので、冷蔵庫の余り物を使い切る目的に向いています。

特に、

豚肉、卵、キャベツがあるけど、何を作ればいい?

というような場面では、AIが候補を出してくれるだけでかなり助かります。

家族の人数に合わせやすい

我が家は家族5人なので、夕食は基本的に5人分のレシピが必要です。

このプログラムでは、通常時は「家族5人の夕食」として提案するようにしているため、毎回人数を指定しなくて済みます。

一方で、詳細検索フォームでは1人分〜5人分を指定できるので、子供の自炊や昼食にも使いやすくなっています。

平日は時短優先になる

平日は仕事や学校があるため、凝った料理よりも、

  • 工程が少ない
  • 洗い物が少ない
  • 短時間で作れる

ことが重要です。

このプログラムでは、曜日に応じて「平日は時短・工程少・洗い物少を優先」というルールをAIに渡しています。

これは地味ですが、家庭用のAIレシピボットとしてはかなり重要なポイントだと思います。

AIの回答を資産化できる

AIにレシピを聞くだけなら、普通のチャットAIでもできます。

ただ、このプログラムでは、気に入ったレシピを保存し、編集し、再利用できます。

つまり、AIとのやり取りを一回限りで終わらせず、家庭用のレシピ資産として蓄積できる のが特徴です。

レシピを育てていける

AIのレシピは便利ですが、実際に作ると、

もう少し薄味のほうがいい

この工程は省略できる

子供には辛すぎた

次は鶏肉ではなく豚肉で作りたい

ということがあります。

このプログラムでは、保存したレシピを編集したり、AIでアレンジしたりできるため、実際の家庭の好みに合わせてレシピを育てていけます。

搭載している主な機能一覧

機能内容

LINE Bot連携

LINEのトークからレシピ相談ができる

Webチャット

ブラウザからチャット形式でAIに相談できる

画像レシピ提案

食材写真を送るとAIがレシピを提案

詳細検索フォーム

食材、人数、食事形態、手軽さ、カテゴリ、味付けを指定可能

時間帯別ルール

昼は1人分、夜は家族5人分など自動調整

平日・休日ルール

平日は時短重視、休日は少し凝った料理も許容

レシピ保存

AIの提案をGoogleスプレッドシートに保存

重複保存防止

同じレシピを連続保存しないよう制御

レシピ帳表示

保存済みレシピをWeb画面で一覧・詳細表示

レシピ編集

保存済みレシピを後から修正可能

レシピ手動追加

AI以外のレシピも手入力で保存可能

AIアレンジ

保存済みレシピを味付け・分量・要望に応じて再提案

印刷・PDF化

レシピ詳細を印刷またはPDF保存可能

会話リセット

「リセット」でAIとの会話履歴を初期化

ヘルプ表示

「ヘルプ」「使い方」で操作説明を表示

Basic認証

Web画面へのアクセスをユーザー名・パスワードで保護

まとめ

今回作成した「冷蔵庫ボット」は、単にAIにレシピを聞くだけのプログラムではなく、

  • LINEで気軽に相談
  • 写真から食材を認識
  • 詳細条件でレシピ依頼
  • 気に入ったレシピを保存
  • 保存済みレシピを編集
  • AIでアレンジ
  • 印刷やPDF保存

までできる、家庭用のAIレシピ管理システムになりました。

特に便利なのは、AIの回答をその場限りで終わらせず、「我が家のレシピ帳」として蓄積できる ところです。

毎日の献立決めは意外と負担が大きいですが、このような仕組みがあると、

今日は何を作ろう?

という悩みをかなり軽くできます。

今後は、保存したレシピにタグを付けたり、人気レシピランキングを作ったり、材料から買い物リストを自動生成したりすると、さらに便利になりそうです。

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